
イエール大・成田悠輔助教授。
ここ最近ネットメディアを中心にコメンテーターとして現れ始めた人です。
東大⇒東大院⇒MITで博士号取得という、簡単に言えば頭のいい人。
ただ、成田氏自身は努力をしたという自覚が無いようで、簡単に言えば天才。
データやアルゴリズムの扱いに長けていて、AIとかその辺の先端技術に詳しく、
ZOZOとかサイバーエージェントとかでも何か凄いことをやっていて、
自分でも会社の代表やってるんだけど、
簡単に言うと、よく分からんけど頭のいい人。
そんな成田氏が下界に降りてきて
様々なサイコパス発言をしているのでまとめました。
※それぞれその個所のTimeを指定してますが、
動画自体面白いので是非全編見てください。
格差をもっと作り出そう
まずは、先日の衆院選の特番での一コマ。
「若者の格差」を大テーマにした討論で、
各出演者が格差をどう是正できるのかアイディアを持ち寄る中、
成田氏はその前提を一気にひっくり返す提言を放ちます。
・そもそも日本は経済格差が拡大していない国
2021年11月1日 テレビ朝日選挙ステーション2021
⇒「一億総貧困状態」が起きている
・格差が広がるのは大きな産業が生まれ富が正しく分配されない時
⇒例えばGAFAのような一部の起業家に集中するアメリカのような場合
・日本は過去2~30年間巨大な富も生まれず、分配を間違えようもない
⇒存在しない問題を気にする前に「経済格差」を作り出すことが先では
田原総一朗は今すぐ辞めろ
続いては、田原総一朗氏とひろゆき氏との対談。
政治家をはじめ、財界やメディアなど、
なかなか世界の流れに乗って前に進めない日本について議論する中、
世代交代の必要性についてテーマが移ります。
「いつまで政治家続けるつもりですか」と二階前幹事長に言い放った太田光氏は
大バッシングを受けましたが…
・世代交代が重要で、田原さんも含め偉いお爺ちゃんたちが元気
2021年11月21日 日経テレ東大学「Re:Hack」
⇒「先陣を切って田原さんから引退されるみたいな戦略ってないんですか」
「今日引退宣言とかなされたりしませんか」
お金が無くなったら死ねばいい
同じく日経テレ東大学の対談から、ひろゆき×蛭子能収。
成田氏は、かつて父親が賭け麻雀で破産した経験があり、
10代の頃にその手続きをやったという過去を披露。
お金がなくても生きていくには支障がないと感じ、
それ以降お金に執着がないという話をした後の発言。
あのひろゆき氏が成田氏の発言に唖然とします。

Q成田さんはどういう思いでお金と向き合ってる?
2021年8月8日 日経テレ東大学 「Re:Hack」
A世の中がどう動いているかのバロメーター
Qお金がなくて食べれないみたいな恐怖感はない?
Aいや~…でもまぁ死ねばいいですしね(略)
ぼくはどっちかというと早く死にたいなという感じが強くて
切腹すればいいじゃん
これぞ‟掴み”のお手本。
「社会保障改革」を前向きに議論しようという中、
成田氏がぶっこんだ斜め上からの挨拶に、
会場は戸惑いと共に爆笑に包まれます。
・僕の親は破産して障害者になっていて、
2019年6月10日 GLOBIS知見録
毎日「死にたい死にたい」とメッセージを送ってくるような
社会保険にズブズブにお世話になっている人間。
⇒だからできれば避けたい話題
・じゃあどうすれば今の高齢化とリスクを軽減できるのか
⇒辿り着いた結論は「集団自決」。特に「集団切腹」
・ここにいるエリートの皆さんが次々と切腹するような日本社会になったら
世界に再び日本のプレゼンスを発揮するいい方法なのではないかと。
華原朋美には底知れぬ闇を感じた
続いては、ひろゆき氏のものまねでおなじみ、
ひろゆかない氏のチャンネルで行われた若新雄純氏とのZOOM配信。
日経テレ東大学で共演した華原朋美氏の印象について聞かれ、
正直すぎるコメントを披露しました。
Q華原朋美の印象を教えてください
2021年10月2日 ひろゆかないYouTubeチャンネルのライブ配信
A底知れぬ闇を感じたんですけど…
Q闇とは?
Aいろんなものを摂取し過ぎでこの世から離脱しつつある感じ
すごくしっかり話してくれて良い人なんですけど、
いくら話してもその人の本性がつかめた感じしないっていうヤバい感じ
これで満足か?よかったな
最後に、GLOBIS知見録で行われた
グローバル化する経済とコミュニケーションに焦点を当てたトークの中での一幕。
司会から「必要なスキル」について問われ、
てっきりコミュニケーションの重要性について答えるかと思いきや、
またもやちゃぶ台返しを成田氏はしてしまいます。
まだ2019年、加減を知らなかったのか
会場では笑いは起きつつも、周りの識者は苦笑い。
・コミュニケーションしたりしない、繋がったりしないというのも重要
2019年12月3日 GLOBIS知見録
⇒落語「蒟蒻問答」のストーリーを紹介
・常にコミュニケーションは一方的な勘違いの場合が多い
⇒グローバル経済みたいにそんなもの分かってる人が
どこにもいない問題についてみんなで話して
何か手に入れた気になってみんなで満足して帰っていく。
こういうコミュニケーションのあり方はよくない。
こんなところに来ていてはいけない、
みんな自分の仕事をしようということを伝えたい。
※蒟蒻問答
(にわか住職になったこんにゃく屋の主人が旅僧に禅問答をしかけられ、口もきけず耳も聞こえないふりをしていると、旅僧は無言の 行 ぎょう ととりちがえ、敬服するという話)
最後に
メディアに出る場合は普通、
見ている人に分かりやすく「ほうほう、なるほど」と
理解してもらうように徹するもの。
一方で成田氏の発言は突拍子もなく、とんでもなく極端に感じます。
これがサイコパスと言われる所以なんだけど、
何となく筋が通っているように感じて、
物事の本質を考えさせられるような発言が多い。
その背景にはデータに基づく成田氏なりのベースがあって、
論理の組み立ても精度が高いというものがあるんだと思う。
だから世間的には「言い過ぎ」な表現でも
乱暴に批判されることがないのかなと。
これもまた‟無敵の人”
この発言の数々を見ていると、
マジで頭良いんだなって思うよね。
常人の5倍くらいの速さで話を構成しているイメージ。
あのひろゆき氏でさえも感服している様子で、
今後より影響力を増していくのではないでしょうか。